昔から日本の家屋に多い開口部、引き戸。
まだアルミサッシや気密のいい建材など無い頃、少しでも隙間風などを遮断する意味もあってあえて敷居などで段差をつけていた。なんて話を聞いた事があります。
最近でこそバリアフリー住宅!なんて言われて段差の無い開口部が主流となってきていますがまだまだ段差があるお宅がほとんど。
今回のお宅では既存の木製敷居を取り外して、引き戸を走らせる為についていた棒状のレールを撤去。そして段差の無いようにアルミフラットプレートと1本溝の建具用レール材への交換工事をさせていただきました。
皆さんのよく出入りする開口部の敷居をみてください。
角がぶつかったりしてまぁ~るくなってませんか?
疲れている時など足を上げて段差をまたごうとしたつもりでもつま先が下がっていて足の小指をぶつけて痛い思いをしちゃったり。
足の筋力を極力下げず維持するためには家の中の段をあえて残して段差を常に移動する習慣が必要!とも言われますがどうしても段差がバリアーとなって躓いて転んだりする危険な方も沢山いらっしゃいます。
今回の工事ももちろん介護保険での住宅改修工事として行えます。
真鍮で出来ていたりブルー色の棒レールなどあるお宅では何度も躓いて曲がったり釘が抜けたりしているのがほとんどではないでしょうか?
1本溝の入ったアルミレールに交換して、それと合わせてレールに合った引き戸の戸車も交換することによってガラスがいっぱい入っていて重い戸なども今までよりも軽く開け閉めが出来るようになります。
フジトモでは段差の解消だけではなく、それにまつわる別の動きも安心のプラス!へとご提案させていただきます。
施工させていただきましてありがとうございました。