手摺の材質は色々あります。そして取り付け方も色々とあります。
今回、工事をさせていただきましたお宅では玄関の壁面にヨコ手摺を。
それも段違いで2本。
場合によってはタテ手摺をつけたり、L字型の手摺(タテとヨコの手摺)にしたり
フジトモではあまりお勧めしていないのですがカマチの段差に合わせて斜めヨコに付けたりと利用される方の動き、そして携わるご家族などを考慮してご提案させていただいてます。
壁に手摺が取り付けられないお宅では床から立ち上がる手摺を工事で取り付けたり、レンタルで置く手摺などもご提案させていただいてますが、今までお伺いさせていただいたお宅でよく聞くのは『玄関は家の顔だから掃除をしやすく』と。
確かに床から立ち上がっている手摺などは柱部の掃除手間が増えますよね。
さて、今回の手摺ですがなぜヨコ手摺を2段に取り付けたか?
それはカマチの段差で廊下と玄関土間との段差がある為。
当たり前の事なのですがね。
フジトモのこだわり。新潟は四季がはっきりしている県で寒暖の差も季節によって違います。春は動きやすくても寒い冬はなんだか体が重く感じたり力が入らないなんて日も。
今現在の動きだけではなく、明日も来年もその先も使い続けていただきたい手摺を色々な場面を想定してご提案させていただいてます。
テーブルに手をつくなど上から荷重をかけての動きってどんなに具合が悪い時でもできますよね?
そんな思いから玄関での手摺取り付けは極力、ヨコ手摺で上から荷重をかけての移動が行えるようにご提案を進めておりました。
玄関での動作には靴を履くとか脱ぐっていう動作もありそっちに意識が行って目線が下を向いているとタテ手摺など掴み損ねたり危ない場合もあるので臨機応変にご提案をさせていただきます。
施工させていただきましてありがとうございました。