トイレの開口部。
昔からの風習でトイレでは別のスリッパへ履き替える!なんて方がたくさんいらっしゃると思います。
今回、工事をさせていただいたお宅はそんな設計仕様で開き戸を開けた時、
戸と一緒にスリッパが動いて行かない高さのある木製敷居がありました。
トイレと廊下が同じ高さ。そこに敷居の段差が異常に高い。
トイレって日中の明るい時だけじゃなくて夜中目が覚めて寝ぼけた状態でも行っちゃう場所ですよね。
今回、寝室から車イスを押してもらってトイレまで行くというお宅なのですがトイレの中まで行けず、
敷居の段差で躓いている危険な状態でしたので敷居を撤去して段差を無くし、
少しでも便器に近いところまで車イスで行けるように工事をさせていただきました。
そして戸は新しく造らなくてもいいように下部分に木材を取り付け、再利用を。
塗装など着色をする場合もありますが塗料の匂いがいつまでも室内に残ったりして
気分が悪くなる人も最近増え、着色をしない仕上がりもしてます。
敷居段差が無くなることでご本人のストレス、介助者の負担が減るようにご提案、施工をさせていただきました。
車イスのままトイレの中まで入れるようになり、リスク軽減、ストレス軽減となりました!
施工させていただきましてありがとうございました。