お風呂場の入口。
浴室などシャワーなどお湯を使う場所の戸は基本、洗い場側へ開くようになってます。
戸にかかった水滴が下へ落ちる時に脱衣室側に開くようになっていると床がビショビショになっちゃいますからね!
そして戸も色々あります。
開き戸、引き戸、折れ戸などなど・・・
今回、工事をさせていただきましたお宅は開き戸(ドア)タイプでした。
浴室内をユニットバスへ入れ替えられてキレイだったのですが・・・
介護保険での住宅改修工事をさせていただいていると水廻りでの危険を減らすご提案をよくさせていただきます。
そこで今回、開き戸から2枚折れ戸へ入口のサッシを入れ替えさせていただきました。
なぜ2枚折れ戸へ?
ドアタイプだと開いた時に戸の幅分、洗い場に物を置いたり、人が立ったりできませんよね。
でも2枚折れ戸だと戸が2枚に折れるので開閉操作をする時に人が移動をしなくてもよかったり、洗い場で使うシャワーイスなどを置いたままでも操作ができます。
そして何よりも、万が一、洗い場で体調を崩して倒れた時、外から助け出すのにドアだと倒れている人に当って開けられないなんてことも。
以前、聞いたことのある話なのですが洗い場でご主人が倒れ、奥様が救急車を呼んで助けようとしましたがドアがご主人に当って開けられず、レスキュー隊員がドアをなんとか壊して助け出したと。
普通に動ける、今は大丈夫!と思いがちな事。でも色々なリスクを想定するとどのように住宅を整備したらいいか!がみえてきます。
今回のドアから折れ戸への入れ替え工事、もちろん介護保険での住宅改修工事として対象となります。
また、今までのドアがついていた枠を外さずにその内側へ折れ戸用の枠を新たに取り付けての施工ですから、枠材を外す為に壁を壊したり復旧するといった経費も掛からずリーズナブルな金額で工事をすることができます。
今の暮らしにプラスアルファーの安心を! フジトモがお手伝いさせていただきます。
施工させていただきましてありがとうございました。